【SoloTimeワーケーションコラム#1 親子ワーケーション】

2022.01.11

SoloTimeはテレワークオフィスの運営を通して、今後いろいろな働き方についての取り組みを模索し、提案していきたいと考えております。
そのひとつとして“ワーケーション”に注目をし、実際にさまざまなスタイルのワーケーションを体験しながら感じたことなど、みなさまにワーケーションをもっと身近に感じていただけるような情報を発信していきます。

SoloTime企画開発担当者の諸川です。
今回は第一弾として、親子で参加できるワーケーションイベントを体験して参りました。

【1日目】託児サービスを利用して仕事に集中

今回ワーケーションで訪れたのは、神奈川県逗子市。都心から電車で1時間の距離でありながら、海と山に囲まれた自然豊かなところです。子連れで参加できるワーケーションプログラムがあるということで、家族で参加しました。以前、和歌山県の南紀白浜でお試しワーケーションをした際は、期限ギリギリの仕事を複数持って行き時間に追われてしまったため、その経験を活かして今回はオンライン会議や作業を詰め込み過ぎないように調整しました。

7:30頃東京駅を出発し、逗子駅に到着して向かったのは託児サービス。プログラム参加者は、無料で利用できるというもの。早速、娘(4歳)を預けて9:00に予約していた「AMIGO HOUSE」へ。コワーキングスペース、ホステル、シェアキッチンなど、さまざまな要素を兼ね備える複合施設です。
午前中はテラス席で契約検討企業様とオンライン会議を行うなどの営業活動を。オンライン画面の背景に気付かれたお客様とどこにいるのかという話で盛り上がりました。

テラス席でのオンライン会議は、景色も綺麗で気持ちも爽やかに。
お昼は近くの魚屋さんでお弁当を購入し、家族揃って逗子海岸で昼食タイム。美味しい地のものがランチでいただけるのも、ワーケーションならではの楽しみだと思います。

海を眺めながらのお昼にお腹も心も大満足。

お昼を食べてリフレッシュした後は、「AMIGO HOUSE」に戻り個室ブースでお客様とワーケーション関連のオンライン会議をしました。実際にワーケーションに来ているためか、お客様との会話も弾み、さまざまな意見交換をすることができました。その後は社内メンバーとオンライン会議を。その際も、ワーケーションの質問をされたり感想を話したりなど、社内のコミュニケーションが活性化されることを実感しました。オンライン会議を終えてから夕方までは、集中して作業を進めました。普段とは違う仕事環境だったことで新しい事業構想のアイデアも広がり、Wi-Fiのスピードなども問題なく、仕事も捗りました。

SoloTimeのようなグリーンがあり、木の温もりが感じられる空間が魅力

仕事を終えた後は託児場所に娘を迎えに行き、近くのイタリアンで家族揃って夕食をいただきました。その後は、「AMIGO HOUSE」に戻って部屋で親子ワーケーションのセミナーを視聴し、就寝。周囲も静かでゆっくり休むことができました。


壁一面にイラストが。デスクもあり、パソコンを開いてセミナーを視聴。

【2日目】休日はゆっくり家族時間を満喫

2日目は仕事をオフにし、朝食のために家族で「KKR逗子松汀園」へ。予約した庭が見える個室で、ゆったりと豪華な朝食をいただきました。

旅館の朝食がいただけるのもワーケーションならではの贅沢

食事を満喫した後は、逗子市内を走って名所巡りをするというランニングイベントに参加。観光だけではなく、地元のイベントに参加できる点も魅力に感じました。この日の昼食は、地元で人気のレストラン「洋食ふたみ」へ。冬の人気メニュー・カキフライをオーダー。サクサクの衣にプリッとした大きな牡蠣を堪能しました。

でき立て熱々のカキフライは、おかわりをしたくなるほど美味しかったです。

午後は地元のスーパーへ買い物に行ったり、娘と海遊びをしたりして過ごしました。

なかなか海に行く機会がないので、夕方まで思う存分遊びました。

夕食はスーパーで買った食材を使い、「AMIGO HOUSE」のシェアキッチンで夕食作りを。

しらすパスタやブイヤベースを作り、海の幸をいただきました。
食事後は一日遊び疲れたので、早めに就寝しました。一日ゆっくりリフレッシュできる日を設けたほうが、よりワーケーションを楽しめると思いました。

【3日目】ワーケーションで子どもも成長

3日目はシェアキッチンで朝食を作り、サッとご飯を食べて、仕事をするため娘を託児サービスへ。娘を預けた後は、コワーキングスペース「COWORKER’S KITCHEN」で作業を。私以外にもお仕事をされている方が何人かいらっしゃいました。オープンスペースでしたが、周囲の音など気になることもなく、集中して作業ができました。

大きな窓のある開放的な空間。Wi-Fiや電源も完備されていました。

仕事を終えて娘を託児場所へお迎えに。普段接することのない小学生のお兄さんやお姉さんたちに、ひらがなを教えてもらうなど優しくてしてもらい、別れ際にはさみしそうにしていました。お散歩にも連れて行ってもらい、海では貝殻拾い、山では津波が来たらここまで逃げると教えてもらい、普段の生活では学べないこともたくさん吸収していました。夜以外は娘を預けて仕事に専念できたので、託児サービスがあって助かりました。
最後は楽しみにしていたSUP(サップ)にチャレンジ!SUPとはスタンド アップ パドルボードの略称で、専用ボードに乗りパドルで漕いで楽しむウォータースポーツです。約2時間の体験でしたが、初めての私でも少し練習すると簡単に乗ることができました。本当はもっと楽しみたかったのですが、帰宅する時間に。
お土産を購入して夕方には逗子駅を出発。18:00頃東京駅に到着し、2泊3日のワーケーションを満喫できました。

ワーケーションは、コミュニケーションや趣味の幅も広がる

今回のワーケーションを通して、家族でワーケーションを楽しむには、子どもの年齢によるかもしれませんが、託児サービスを利用することで問題なく仕事をすることができました。子どもの面倒を見ながらの仕事は効率が下がり、せっかくワーケーションに行っているのにリフレッシュどころではなく、むしろフラストレーションが溜まってしまうのではと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。ならば、割り切って託児サービスに子どもを預けるという選択肢もあるので、数時間でも利用をおすすめします。

また、普段東京のテレワークオフィスでは知らない人と話す機会はほとんどありませんが、ワーケーションをしていると、地元でテレワークをしている人からワークスペースの使い方や美味しいお店を教えてもらうなど、コミュニケーションがとれておもしろかったです。お話した方の中には逗子市に移住してきた方も多く、みなさんの話を聞くことで働き方に限らず、生き方を考えるきっかけにもなりました。

今回はワークもバケーションもちょっと詰め込み過ぎて、あまりゆっくりできなかったところが反省点です。次回は、好きになったSUPが楽しめる海か湖のある場所で、少し余裕を持ったスケジュールを組みたいと思います。
また、景色の良い場所でディスカッションをすると新しい発想も出やすいと思ったので、ワーケーションでチームビルディングをしてみたいです。

●ワーケーションのタイムスケジュール

【1日目】
 7:35 東京駅発
 8:37 逗子駅着
 8:55 娘を託児サービスへ預けに
 9:00 AMIGO HOUSEへ
 9:00~9:30 メールチェック
 10:30~11:30 お客様とオンライン会議
 12:00~13:00 逗子海岸でお弁当ランチ
 13:00~14:00 お客様とオンライン会議
 14:00~15:00 社内メンバーとオンライン会議
 15:00~17:00 作業
 17:15 娘をお迎え後、レストランで夕食
 18:00~20:00 親子ワーケーションのセミナー視聴
 22:30 就寝
【2日目】
 6:30 起床
 8:00 KKR逗子松汀園で朝食
 9:00~10:00 逗子海岸を散策
 10:30~13:00 ランニングイベントに参加
 13:30 レストランで昼食
 14:30~17:30    スーパーで買い物、海遊び
 18:30 AMIGO HOUSEのシェアキッチンで夕食作り・夕食
 23:00 就寝
【3日目】
 6:30 起床
 7:00 AMIGO HOUSEのシェアキッチンで朝食作り・朝食
 8:50 娘を託児サービスへ預けに
 9:00 COWORKER’S KITCHENで作業
 12:30 娘をお迎え後、お弁当ランチ
 13:30~15:30 逗子海岸でSUP
 16:00 お土産購入
 16:46 逗子駅発
 17:47 東京駅着