【SoloTimeワーケーションコラム#2 チームビルディングワーケーション】

2022.02.17

SoloTimeはテレワークオフィスの運営を通して、今後いろいろな働き方についての取り組みを模索し、提案していきたいと考えております。
そのひとつとして“ワーケーション”に注目をし、実際にさまざまなスタイルのワーケーションを体験しながら感じたことなど、みなさまにワーケーションをもっと身近に感じていただけるような情報を発信していきます。

SoloTime企画開発担当者の諸川です。
第二弾は、会社のチーム4名で事業創造ディスカッションを目的に、チームビルディングワーケーションを体験して参りました。

【1日目】環境を変えての議論が、新たな発想に繋がる

今回ワーケーションで訪れたのは、石川県金沢市。チームでディスカッションするにあたり、会社の会議室などいつもの場所ではなかなか新しい発想が出てこないと実感していたため、気持ちの良い場所で美味しいものを食べながら、上司部下関係なく意見を出し合える環境づくりを意識し、ホテルやお店を選びました。

7:50頃東京駅を出発し、金沢駅に着いたのがお昼前だったためチーム全員で駅前の人気回転ずしに入店して腹ごしらえを。のどぐろや鰤、バイ貝など旬の新鮮魚介をいただき、早速気持ちも満たされたところで、会議をするための宿泊ホテル「KUMU 金沢 by THE SHARE HOTELS」へ移動。

エントランス、外観

株式会社リビタのWORK LOUNGEである「the C」や「BUKATSUDO」を利用したことがあったのですが、どこも洗練された内装で居心地も大変良かったため、ホテルはどうなのかと気になったのでこちらを選びました。

ホテル到着後は、ミーティングルームを利用して打ち合わせを。

MEETING ROOM

そこで「働き方改革」をテーマに、SoloTimeの新しいサービスをどう展開していくかなどの意見を出し合い、私たちが目指すゴールを考えました。
メンバーからは、普段の場所と違うほど良い緊張感とオフィス仕様の会議室とは異なる空間での解放感が調和し、オープンでリラックスした環境でのアイデア出しができたとの感想もいただき、有意義な打ち合わせとなりました。

ブレストした意見をポストイットに貼って考え方を共有(SoloTimeメンバーにて撮影)

打ち合わせがひと段落したところでチェックインを済ませ、各自自分の部屋で仕事を進めました。

SoloTimeメンバーにて撮影

通常業務と並行した“ながら討論”では打ち合わせの効果が薄くなってしまうので、作業をするときは各自集中できるスペースで仕事を進めた方が、ワーケーションでも効率的に仕事が捗ると思います。
ホテルにはさまざまタイプの部屋が用意されているので、自分たちのワーケーションスタイルに合う部屋を選ぶと仕事もしやすく、過ごしやすいのではないでしょうか。


迷った際は、ホテルに相談してみると良いかもしれません。またワーケーションの場所を選ぶ上で、会議室のレイアウトや会議などに必要な備品なども意識すると、より効果の高い議論につながると思います。


夕方からは、またメンバーで集まって金沢のお菓子とお茶を飲みながら、事業創造ディスカッションを行いました。スイーツ好きなメンバーが多いので、そういった話題でも盛り上がりつつ、いつもとは異なる環境で脳も切り替わり、さまざまな発想が生まれました。

ディスカッション後は、以前金沢にいたことがある会社の同僚に美味しいお店を紹介してもらい、チーム全員で夕食へ。鮮度抜群のお刺身がこれでもかという大きさ、厚さで盛られており一同感動!ほかにも旬の食材を使った地元ならではの料理も美味しく、大満足な夕食となりました。メンバーからも、普段は家事・育児優先で早く帰宅しなければならないが、こうやって滞在先の飲食店で地場のお酒やお食事を楽しみながら、たくさん会話ができることもワーケーションの魅力だと意見をいただきました。

【2日目】移動時間を配慮しながら場所選定を

2日目はホテルで朝食を。金沢の精肉店のローストポークや、和倉温泉で人気の飲むヨーグルトなど、地元の味にもこだわった料理をいただきました。

朝食

朝食後は、各自自分の部屋に戻ってメールチェックなどの作業を済ませて、チェックアウト。近くのカフェでさらに仕事をしたあとは、ランチに金沢おでんをいただきました。
東京に戻る新幹線の時間までメンバーとディスカッションをしたかったので、ひがし茶屋街のコワーキングスペースへ。ワーケーションは移動時間が限られているので、遠すぎてもロスが多く、近すぎても環境が変わらなくなってしまうので“遠すぎず・近すぎず” 場所選定が大切だと感じました。


歴史を感じる観光地にもコワーキングスペースがあって魅力的でした

メンバーの新たな一面が知れて、チーム力が深まるきっかけに

チームビルディングワーケーションでは、普段の仕事よりも長時間一緒にチームでいるため、この人はディスカッションの際まとめ役に回ってくれるであったり、男性メンバーが意外とスイーツ好きで美味しいお店に詳しいなど、メンバーの新たな一面を知ることができました。また美味しい料理を食べながら、プライベートな家族の関係性なども話すことで、『働き方改革』は一人ではできず、育児や介護など家庭環境の違いや『LIFE』が充実していることが『WORK』のやりがいに繋がるなどの発展も考えることができました。
今回は昨年10月から新たに加わった新メンバーも一緒だったため、チームとしての結束力も強まったと感じています。メンバーからも、今回のような普段と環境を変えるチームビルディングワーケーションは議論を発散させるための場として、特に有効だと思うと嬉しい意見をいただきました。また、テーマを設け複数回のシリーズ物で実施するなど、実際の事業計画や企画提案まで行えるチームビルディングワーケーションにすると、チームとしての成果物ができるのではといった提案もありました。

“バケーション=遊び”でなくても、地域貢献や地方創生などそこに行ったからこそできるプログラムがあると、社員にとっても会社にとっても、そこでインストールした知見や経験を仕事にアウトプットができると思います。
ワーケーションでの効果はその期間中の生産性アップなどだけではなく、リフレッシュによってワーケーションから帰ってきた後の生産性アップやワーケーションで得られた知見や経験を仕事に生かせるということなのではないでしょうか。
次回は出張の予定にレジャーをプラスした、ブレジャー型のワーケーションを実施してみたいです。

●ワーケーションのタイムスケジュール

【1日目】
 7:52 東京駅発
 11:01 金沢駅着
 11:15 金沢駅ビルの人気回転ずしでランチ
 12:30 KUMU 金沢 by THE SHARE HOTELS到着
 13:00~15:00 ホテルのミーティングルームで打ち合わせ
 15:00~16:00 チェックイン後、各自自分の部屋で仕事
 16:00~19:00 金沢のお菓子とお茶を飲みながら事業創造ディスカッション
 19:30 同僚のおすすめのお店で夕食
【2日目】
 7:00 起床
 8:00 ホテルで朝食
 9:00~10:00 各自自分の部屋で仕事・チェックアウト
 10:00~11:30 ホテル近くのカフェで仕事
 12:00~13:00 ランチ
 13:30~15:30 ひがし茶屋街のコワーキングスペースで事業創造ディスカッション
 16:00 金沢駅でお土産購入
 16:48 金沢駅発
 19:20 東京駅着